はじめに
「朝活」という言葉を耳にしたことがある人は多いと思いますが、実際に習慣として続けられている人は意外と少ないのではないでしょうか。
私自身も数年前までは、朝はとにかくバタバタしていて、ギリギリまで寝て、慌てて支度をして家を出る…そんな生活をしていました。
でもある日、「このままだと毎日がただ過ぎていくだけだな」と感じて、朝の時間の使い方を変えてみることにしたんです。
すると、驚くほど1日の充実度が変わりました。
今回は、私が実践している「朝活習慣」と、その効果、続けるコツについて、たっぷりとお伝えします。
1. 朝活を始めたきっかけ
私が朝活を始めたのは、仕事やプライベートでやりたいことが増えてきたのに、夜になると疲れて何もできなくなってしまうことが多くなったからです。
夜は誘惑も多く、スマホを見ているうちに時間が過ぎ、気づけば寝る時間…。
そんな生活をしていると、「やりたいことに時間を使えていない」という不満が積もっていきました。
そんなときに読んだ自己啓発本に、「1日の中で一番集中力が高いのは朝」という言葉があり、「それなら朝を使わない手はない」と思い立ち、朝活を始めることにしました。
2. 私の朝活習慣
2-1. 早起きのための前夜準備
朝活を続けるためには、まず早く起きることが必要です。
私は早起きが苦手だったので、最初は「起きたら楽しみなことを用意する」ことから始めました。
- 朝一番に好きなコーヒーを飲む
- 窓を開けて深呼吸する
- お気に入りの音楽を流す
前夜には、翌朝の服や朝ごはんの準備も済ませておくことで、「起きたらすぐ行動できる」状態にしておきます。
2-2. 朝のストレッチと軽い運動
目覚めてすぐに布団から出るのは辛いものですが、軽く体を動かすと眠気が一気に覚めます。
私の場合は、ベッド横で軽くストレッチをしてから、ヨガマットの上で5分間の軽い筋トレやヨガをします。
- 肩や首のストレッチ
- 太陽礼拝のポーズ(ヨガ)
- 腹筋やスクワットなど軽めの運動
これをするだけで血流が良くなり、頭もスッキリします。
2-3. 日記・ジャーナリング
朝活の時間には、必ず5分間日記を書くようにしています。
書く内容はその日によって違いますが、基本的には以下の3つ。
- 今日やること・やりたいこと
- 今の気持ちや考えていること
- 感謝していること1つ
これを続けることで、1日の方向性が明確になり、ポジティブな気持ちでスタートできるようになりました。
2-4. 読書・勉強
朝は頭が冴えているので、インプットの時間にも最適です。
私は朝の20分を読書や資格勉強に使っています。
- ビジネス書や自己啓発本
- 興味のある分野の専門書
- 語学学習(英語や中国語など)
夜に同じことをやろうとすると集中できないことも、朝だとスッと頭に入ってくる感覚があります。
2-5. 短時間の掃除
家の中を整えることは、心の整理にもつながります。
私は毎朝、5分だけ「目につくところを整える掃除」をしています。
- テーブルの上を拭く
- キッチンのシンクを磨く
- 洗濯物をたたむ
これだけでも家がスッキリして、気持ちよく1日を始められます。
3. 朝活の効果
3-1. 時間の余裕ができる
朝活を始めてから、1日の中で「やりたいことをやる時間」を確保できるようになりました。
夜にやろうと思っても疲れてできなかったことが、朝だとスムーズにできるので、効率もアップします。
3-2. 気持ちに余裕が生まれる
朝から自分のための時間を持つことで、1日のスタートをポジティブに切れるようになります。
その結果、仕事や家事で多少のトラブルがあっても、冷静に対応できるようになりました。
3-3. 健康面の改善
朝の軽い運動やストレッチを続けたことで、肩こりや腰痛が軽減され、体調も良くなりました。
また、規則正しい生活リズムが整い、夜も自然と眠くなるようになりました。
4. 朝活を続けるコツ
4-1. 無理な早起きはしない
いきなり1時間早く起きるのは続きません。
最初は15分だけ早く起きるなど、小さな変化から始めましょう。
4-2. 朝活の目的を明確にする
「何のために朝活をするのか」を明確にすると、習慣化しやすくなります。
私の場合は「自分の時間を持つこと」と「新しい知識を身につけること」が目的です。
4-3. 楽しみを用意する
朝活を「やらなきゃ」ではなく「やりたい」と思えるようにするのがポイントです。
お気に入りのカフェオレや音楽、アロマなど、小さな楽しみを用意しておくと続けやすくなります。
5. まとめ
朝活は、ただ早く起きるだけではなく、「自分のための時間を確保する」という意識が大切です。
私自身、朝活を始めてから1日の過ごし方が変わり、以前よりも充実感を感じられるようになりました。
もし今、「毎日が慌ただしい」「やりたいことができない」と感じているなら、ぜひ明日の朝から5分でもいいので、自分のための時間を作ってみてください。
きっと1日の景色が変わってくるはずです。
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