ママが一人時間を確保するためのアイデア

育児

こんにちは。

今日は「ママが一人時間を確保するためのアイデア」について、私自身の体験を交えながらじっくりお話ししたいと思います。

子育てをしていると、「自分の時間がまったくない」と感じる瞬間がたくさんありますよね。朝は子どもを起こしてご飯を作り、着替えを手伝い、送り出す。日中は仕事や家事で追われ、夜は寝かしつけまでフル稼働。気づけば一日が終わっていて、「今日も自分のために何もできなかった」とため息をつく…。私もそんな日々を何度も経験しました。

でも、あるとき気づいたんです。

「一人時間がないと、私は笑えなくなる」 ということに。

子どもは大切で、家族との時間も大事。でも、心の余裕がなくなると、小さなことにイライラしたり、子どもに強く当たってしまったり。そんな自分に落ち込んで、また自己嫌悪に…。負のループに入ってしまうんですよね。

だからこそ、私は「自分のための時間を意識的につくる」ことを決意しました。最初は罪悪感もありました。「子どもを置いて一人で過ごすなんて selfish(わがまま)じゃない?」と思ったり。でも、やってみたら逆でした。私が落ち着くと、家族との時間も穏やかになり、笑顔も増えていったんです。

ここでは、「なぜ一人時間が必要なのか」 を丁寧に掘り下げながら、私の体験を交えてお伝えしていきます。

ママにとっての「一人時間」とは?

「一人時間」と聞くと、カフェに行ったり、映画を観に行ったり、大きなイベントを想像する人もいるかもしれません。けれど実際には、ほんの10分の静かな時間でも立派な一人時間になります。

私の場合、子どもが昼寝している間にコーヒーを飲む時間や、夜に家族が寝た後に本を1ページ読む時間。それだけでも驚くほど気持ちが落ち着くことを実感しました。

つまり、一人時間は 「長さ」よりも「質」 が大切なんです。

一人時間が必要な理由①:心のリセット

ママは常に「誰かのため」に動いています。ご飯を作るのも、洗濯をするのも、仕事をするのも、子どもを育てるのも。

気づけば「自分」という存在を後回しにしてしまいがち。

私も産後しばらくは「自分のために何かをすること」に罪悪感を持っていました。子どもを夫に任せて30分お風呂に入るだけで、「申し訳ないな」と思ったり。でもその結果、常に疲れた顔をしていて、夫からも「もっと気楽にしたら?」と言われたんです。

そのときに「私は自分で自分を縛っていたんだ」と気づきました。

一人時間はわがままではなく、心をリセットするための必要な時間。

そう考えるようになってから、気持ちが軽くなったのを覚えています。

一人時間が必要な理由②:視野が広がる

子どもと24時間一緒にいると、どうしても視野が狭くなります。泣き声やイヤイヤに対応するのに精一杯で、「もう無理」と思う瞬間も…。

でも一人時間を持つと、客観的に自分や子どもを見つめられるんです。

私がよくやるのは、夜に10分だけノートにその日のことを書くこと。子どもにイライラしたことも正直に書いてみる。そうすると「あぁ、私も疲れてたんだな」と気づいて、自分を責めすぎなくなります。

小さな余白の時間が、心を整理してくれるんです。

一人時間が必要な理由③:家族との関係が良くなる

実は、一人時間を持つことは「家族のため」にもなります。

私が疲れてイライラしていたとき、夫も子どももピリピリしていました。まるで家全体が重たい空気に包まれているような…。でも、一人でリフレッシュする時間を持ち始めたら、私の表情が変わり、家の雰囲気も穏やかになったんです。

夫も「前より話しかけやすい」と言ってくれるようになり、子どももよく笑うようになりました。

つまり、一人時間は「家族に優しくなれる時間」でもあるんです。

私の失敗談:一人時間ゼロで限界を迎えた日

正直に言うと、私は一度、完全に心が折れたことがあります。

子どもが夜泣き続きで寝不足、仕事の締め切りも重なり、家も散らかり放題。ある朝、洗濯物を干そうとしたときにピンチが落ちただけで涙が止まらなくなりました。「もう無理、誰も助けてくれない」と思って…。

そのとき夫に「ちょっとでいいから一人で寝てきな」と言われ、数時間ベッドで休んだだけで別人のように楽になったんです。

この経験から、「一人時間をつくらないのは危険」 だと身をもって学びました。

まとめ

ママにとっての一人時間は、贅沢でもわがままでもありません。

「心と体を守るためのライフライン」 なんです。

ここまでで、

  • 一人時間は心のリセットになる
  • 視野を広げて冷静さを取り戻せる
  • 家族関係を良くしてくれる

という理由をお伝えしました。

次のパートでは、実際に 「どうやって一人時間を確保するか」 について、朝・昼・夜それぞれの工夫を体験談込みでご紹介していきます。


朝に工夫して一人時間を確保する

朝は子育て家庭にとってもっとも慌ただしい時間。

でも実は、朝こそ「一人時間」をつくるチャンスでもあります。

早起きで“自分だけの時間”をつくる

よく聞く方法ですが、やはり効果絶大なのが「子どもより早く起きる」こと。

私も最初は「睡眠不足でしんどいから無理」と思っていました。でも、ほんの15分でも早く起きてみると、心の余裕がまったく違うんです。

コーヒーをゆっくり淹れる、本を数ページ読む、ストレッチをする。これだけで「今日も大丈夫」と思える力が湧いてきます。

体験談として、私は産後に一気に生活リズムが乱れ、毎日「子どもに起こされて一日が始まる」状態でした。そこから朝のコントロールを取り戻すために、5分早起きから挑戦。慣れてくると30分、一人で過ごせるようになり、「心の土台」が整う感覚がありました。

子どもと一緒に“朝の支度ルーティン”をつくる

一人時間は必ずしも「子どもがいないとき」とは限りません。

一緒にいても「ママはこの時間だけ自分のことをするね」と決めるのも効果的。

我が家では、子どもが着替える時間に私は洗面台でスキンケアをする、という流れを固定しています。ほんの5分ですが、自分を整える大事な時間です。

昼に工夫して一人時間を確保する

日中は家事や仕事に追われて「気づけば夕方…」というママも多いでしょう。

でも、昼だからこそできる工夫があります。

子どもの昼寝を“自分の休憩”にする

「昼寝中に家事を済ませなきゃ」と思いがちですが、その発想を少し変えてみる。

昼寝の最初の15分だけは、絶対に自分のために使うと決めるんです。

私は以前、昼寝の間に掃除・料理・洗濯を詰め込んでクタクタになっていました。けれど「最初の15分はティータイム」と決めたら、午後も笑顔で動けるようになったんです。結果的に効率も上がり、家事が早く終わるようになりました。

子どもと別行動を意識する

在宅ワーク中などは、子どもが遊んでいる間に自分はパソコンに向かうことも多いですが、たまには「お互い一人時間を過ごす」練習をするのもおすすめです。

私の場合、子どもに「ママは今10分だけ読書するね」と宣言してから別の部屋に移動。最初は「ママー!」と呼ばれましたが、だんだん慣れてきて、子どもも自分の遊びに集中するようになりました。お互いに“自立した時間”が持てるんです。

夜に工夫して一人時間を確保する

夜は一日の終わりで疲れが溜まっている時間。でも、ここにこそ「癒しの一人時間」をつくる余地があります。

子どもが寝た後の“リセット時間”

寝かしつけ後はスマホを見てだらだらして終わりがちですが、それを「ご褒美時間」と決めるだけで質が変わります。

私は夜にアロマを焚いて、ノートに今日の出来事や気持ちを書き出しています。ほんの数行でも、心のモヤモヤが整理されて、次の日に引きずらなくなりました。

家事を全部やらない勇気

「子どもが寝たら片付けなきゃ」と思いがちですが、全部をやらなくてもいいんです。

シンクに1枚お皿が残っていても死ぬわけじゃない。私は「夜は最低限だけ」と割り切ることで、自分の時間を増やせました。

夫や家族に協力してもらう

一人時間をつくるには、やっぱり家族の協力が欠かせません。

私も最初は「夫に頼むと申し訳ない」と思っていましたが、「一人時間を持つと笑顔でいられる」と伝えたら、夫の方から「じゃあ今日は俺が寝かしつけするよ」と言ってくれるようになりました。

頼るのは甘えじゃなくて「家族でバランスをとること」なんですよね。

まとめ

朝は「早起き」や「子どもと一緒のルーティン」、昼は「昼寝時間を自分に使う」「別行動の練習」、夜は「家事を減らしてリラックス」「家族に協力してもらう」。

これらを少しずつ実践することで、私は「自分を取り戻す感覚」を得られるようになりました。

一人時間は長さじゃなく「意識の持ち方」で変わります。

ママが笑顔でいるために、ぜひ今日から取り入れてみてください。

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