ワーママなのに丁寧な暮らしに見える小さなコツ

暮らし

  1. 【はじめに】
  2. 【私が“丁寧な暮らし”に憧れたきっかけ】
  3. 【朝のバタバタ時間を整える3つの工夫】
    1. 朝のタスクは“夜”に仕込む
    2. 起きる時間を15分早める
    3. 朝のBGMにお気に入りを流す
  4. 【“丁寧な暮らし”に見える小さな工夫たち】
    1. ● お気に入りの器を使う
    2. ● 子どもとの時間を“1対1”で味わう
    3. ● 小さな掃除で気持ちを整える
    4. ● 香りのある暮らしを取り入れる
    5. ● やらないことを決める
  5. 【“ゆとりがあるように見える”仕組みづくり】
    1. ● 週末に“ゆるい仕込み”をしておく
    2. ● 家事タスクは“時間割”で
    3. ● 子どもの“遊びスペース”を固定化
    4. ●「買い物に行かない日」を決める
    5. ● 「見せる収納」と「隠す収納」を使い分け
  6. 【“自分を大事にしてる感”の出し方】
    1. ● 朝の5分ケアをルーティンにする
    2. ● 服選びを「制服化」してみた
    3. ● “お気に入りのマグカップ”でコーヒーを飲む
    4. ● SNSに“生活の美しい瞬間”を残してみる
    5. ● 「ありがとう」を口に出す習慣
  7. 【ワーママでも無理せずキープできる“整った暮らし感”の出し方】
    1. ● 家の中で“見た目を整えるポイント”をしぼる
    2. ● 週1の“なんとなく掃除”で充分
    3. ● 子どものおもちゃは“バスケット収納”でざっくりまとめる
    4. ● 「夜の5分片付け」で翌朝の気持ちが変わる
    5. ● 雑貨やインテリアは“盛らない”
  8. 【周りから“丁寧だね”と言われる人がしている“実は地味なこと”】
    1. ● お弁当は“詰める順番”だけ気をつける
    2. ● 食器を揃えると“暮らし上級者”に見える
    3. ● タオルは“同じ色・同じサイズ”にするだけでホテル感
    4. ● 朝の3分ルーティンで“余裕がある人”に見える
    5. ● SNSに載せるときの“自然な切り取り方”も大事
  9. 【“完璧じゃない”からこそ整って見える、ワーママのリアルな暮らし】
    1. ● 朝ごはんはワンパターンでOKにする
    2. ● 洗濯物は“干すものと乾燥機”で分ける
    3. ● 丁寧に見える“雑な片付け術”
    4. ● 「買ってよかった家電」は投資だと思ってる
  10. 【“見せないところ”でがんばらない暮らし方】
    1. ● 冷凍食品・レトルトも立派な味方
    2. ● 子どもの“お気に入り”を軸にすればラクになる
    3. ● 家の中すべて“見せるもの”にしなくていい
    4. ● 丁寧な暮らしは、笑顔で過ごせるかどうか
  11. 【ワーママでも「私らしい暮らし」を守る方法】
    1. ● やらなくていいことリストを作る
    2. ● “習慣化”は最強の時短術
    3. ● 自分のためだけの時間も、暮らしの一部に
    4. ● できてないことに目を向けない
  12. 🌿 まとめ:「丁寧な暮らし」は、肩の力を抜いたところから始まる

【はじめに】

慌ただしい毎日の中で、“丁寧な暮らし”なんて無理だと思っていた

共働きで育児も家事もこなしていると、「丁寧な暮らし」という言葉にちょっとした疎外感を覚えることってありませんか?

SNSで見かける「毎朝白湯を飲んで瞑想」「お気に入りの器で朝食」「観葉植物とコーヒーで始まる休日」…そんな暮らし、憧れるけど、現実は朝から子どもの「靴はいてー!」の大合唱と、冷めたごはんで済ませる自分の朝食。

正直、「そんな時間どこにあるのよ」って、心の中で何度も突っ込んだことがあります。

でも、ある日気づいたんです。「丁寧な暮らし」って、“見た目”の話だけじゃないんだなって。

そして、ほんの少し意識を変えるだけで、“バタバタしていても心が整う暮らし”って実現できるかもしれないって思うようになったんです。

これは、忙しいワーママの私が、無理なく“丁寧に見える暮らし”を続けられるようになった小さな工夫たちの記録です。

【私が“丁寧な暮らし”に憧れたきっかけ】

私が「丁寧な暮らし」という言葉に心惹かれたのは、子どもが1歳になった頃。

育休から職場に戻り、バタバタと保育園の送迎と仕事と家事のループ。

それまでは「子育て中なんだから仕方ないよね」と自分を納得させていたけれど、ある日ふと鏡に映った自分を見て、ちょっとびっくりしたんです。

髪はぼさぼさ、Tシャツはヨレヨレ、化粧もせず目の下にはクマ。

部屋は片付かず、キッチンには洗い物の山。

「…なんか、私、生活に追われてるだけになってない?」

そんな風に思ったのが最初のきっかけでした。

その頃たまたま目にしたのが、YouTubeで見た“ワーママだけど丁寧な暮らしを楽しんでいる人”のルームツアー動画。

同じように仕事や育児に追われながらも、どこか凛として、暮らしの中に“自分らしさ”がちゃんとある姿に、ものすごく感動して。

「私も、あんな風に“忙しくても美しく生きてる”って感じられる毎日にしたいな」って、そう思いました。

とはいえ、最初からいきなり全部を変えようとは思いませんでした。

“全部やる”じゃなくて、“ほんの少しだけ”取り入れる。

それが、私が目指した“丁寧な暮らし”のはじまりです。

【朝のバタバタ時間を整える3つの工夫】

「朝の時間を制する者は、1日を制する」――

なんて言葉、聞いたことありませんか?

私にとって朝は、まさに毎日が“戦場”でした。

子どもを起こす、ご飯を食べさせる、着替えさせる、自分の身支度、保育園の準備…

全部をこなしていると、気づけばいつも時間ギリギリ。

イライラして怒ってばかり、余裕のない顔で家を出る毎日。

でもある日、「このままだと1日の始まりが全部嫌な記憶でスタートしちゃう」と気づいて、朝の過ごし方を見直すことにしました。

そこで取り入れた3つの小さな工夫が、私の朝を変えてくれたんです。

朝のタスクは“夜”に仕込む

夜、子どもが寝たあとに

✅ 保育園の持ち物を全部セットして玄関に置く

✅ 自分の服と子どもの服を準備して並べておく

✅ 朝食の下ごしらえ(おにぎりを握っておく・具材を切っておく)

…こんな風に「朝の自分がラクできるように」ちょっとした準備をしておくだけで、朝の混乱がぐっと減りました。

起きる時間を15分早める

「朝15分早起きするだけで変わるわけない」と思っていた私ですが、

この15分で自分の身支度が落ち着いてできるようになり、気持ちに余裕が生まれました。

メイクも最小限でも丁寧にできるし、子どもにも“せかさない声かけ”ができる。

たった15分だけど、イライラを防ぐには充分な時間でした。

朝のBGMにお気に入りを流す

子どもが好きな朝の歌や、自分が癒されるカフェミュージックを小さく流すようにしました。

すると不思議と気持ちが整うし、子どももご機嫌な日が増えました。

音って空間の雰囲気をつくる力があるんだなと実感しています。

この3つを始めただけで、朝のバタバタが“ちょっとだけ”心地よい時間に変わったんです。

全部完璧じゃなくていい。

でも「自分の気持ちがちゃんとそこにある朝」にできるだけで、こんなにも違うんだって、毎日感じています。

【“丁寧な暮らし”に見える小さな工夫たち】

「ワーママなのに、丁寧に暮らしてるように見えるね」

そう言われたとき、ちょっとだけ照れくさくて、でもすごく嬉しかった。

実際には毎日バタバタで余裕なんてないけれど、

それでも自分なりに“生活を大切にする姿勢”を忘れないようにしてきたからこそ、そう言ってもらえたのかもしれない。

でもね、「丁寧な暮らし」って、決しておしゃれな朝食や、完璧な部屋だけのことじゃない。

日々の中で、心がちょっと落ち着く瞬間を、自分の手でつくること。

私はそう思っています。

● お気に入りの器を使う

例えば、朝のヨーグルトをいつものボウルじゃなくて、ちょっと可愛いガラスの器にしてみたり。

それだけで「今日はいい朝かも」って思える。

何気ないご飯の時間が、少しだけ特別になるんです。

● 子どもとの時間を“1対1”で味わう

忙しいと、どうしても「ながら育児」になりがち。

ご飯を作りながら話を聞く、スマホ見ながら遊ぶ…

でも、一日のどこかで必ず「目を見て、笑い合う5分間」を意識しています。

たった5分でも、子どもって満たされるんですよね。

そして、自分の心もふっと落ち着く。

● 小さな掃除で気持ちを整える

リビングのテーブルを拭くとき、ただ拭くだけじゃなく「今日も1日ありがとう」の気持ちを込めて。

そんなふうに“心を込めること”が、生活に丁寧さをもたらすと感じています。

● 香りのある暮らしを取り入れる

アロマディフューザーを朝と夜に使うようにしています。

朝はすっきり系(ペパーミントやレモングラス)、夜はリラックス系(ラベンダーやゼラニウム)。

これだけで、「自分のための時間」が生まれる。

家の空気がふわっと変わるだけで、心の余白が少し増える気がするんです。

● やらないことを決める

実は、これがいちばん大事かもしれません。

毎日、全部を完璧にやろうとしたら、パンクします。

だから私は「掃除は最低限でOK」と決めたり、「ご飯は冷凍ストックで乗り切る日があっていい」と割り切ったり。

“やらない選択”をすることで、残ったエネルギーを本当に大事にしたいことに注げるようになりました。

【“ゆとりがあるように見える”仕組みづくり】

「いつも余裕があってすごいね」って言われることがある。

でも、ほんとはそんなことない。

いつも時間に追われて、ギリギリ。

だけど“そう見える”のには、ちょっとした理由があります。

それは、「仕組み」を先に作っておくこと。

● 週末に“ゆるい仕込み”をしておく

日曜の夜に少しだけ、平日の自分を助けることをしておく。

・冷凍ご飯のストックを作る

・野菜を洗って切っておく

・洗濯のまとめ干しをしておく

・おむつストックのチェックをする

これだけでも、平日が格段にラクになります。

● 家事タスクは“時間割”で

私は朝の30分で以下のことを済ませるようにしています。

  • 洗濯機を回す(タイマー設定済)
  • 朝食づくり(子ども用ワンパターンOK)
  • 保育園の準備
  • 自分のメイク(5分以内)

どれも最初はバタバタだったけど、「順番を決める」と、頭がラクになる。

迷わないだけで、時間と気力の消耗が減ります。

● 子どもの“遊びスペース”を固定化

リビングの一角に、子どものおもちゃ&絵本コーナーをつくりました。

定位置があると、片づけも楽だし、子どもも自分で戻せるように。

これだけで散らかりストレスが減って、気持ちに余裕が生まれました。

●「買い物に行かない日」を決める

買い物って、意外とエネルギー使う。

だから我が家では「木曜までは冷蔵庫にあるもので乗り切る」と決めています。

週末まとめ買い&冷凍や常備菜のストックを活用。

無理しすぎず、でも“毎日買い物に追われない”仕組みが、心のゆとりにつながっています。

● 「見せる収納」と「隠す収納」を使い分け

おしゃれじゃなくていいんです。

大事なのは、生活感の“コントロール”。

・よく使うもの → 見せる(取り出しやすく)

・ゴチャつくもの → 隠す(ケースにまとめる)

これだけで、部屋が“なんとなくスッキリ見える”から不思議。

丁寧に暮らしてる風、ってこういうところかもしれません。

“ゆとりがあるように見える”って、天性のものじゃなくて、ちゃんとつくれる。

少しの準備と工夫で、毎日はもっとラクになるし、ちゃんと回る。

【“自分を大事にしてる感”の出し方】

「なんか、ちゃんとしてる人に見えるよね」って言われることがある。

それは決して、完璧にやっているわけじゃなくて、

“自分を大切にしているように見える”部分がそう感じさせているのかもしれません。

でも、実際は「自分を大事にしよう」と意識して作ってきたものです。

● 朝の5分ケアをルーティンにする

朝の時間ってバタバタするけど、私は「自分のための5分」は削らないようにしています。

  • スキンケアを丁寧にする
  • オイルで髪を整える
  • リップを塗る
  • お気に入りの香りをひと吹きする

たったこれだけでも、「今日もちゃんと私がいる」って思える。

“自分に手をかけてる”実感って、自信につながるんですよね。

● 服選びを「制服化」してみた

毎日洋服を考えるのって、結構エネルギー使う。

だから私は、「これを着ればそれっぽく見える」服を3パターン決めています。

  • オフィス用ワンピ×カーディガン
  • ワイドパンツ×とろみブラウス
  • デニム×白シャツ×ジャケット

小物を少し変えるだけで印象も変わるし、迷わないって最高です。

● “お気に入りのマグカップ”でコーヒーを飲む

これ、すごく地味だけど大事。

忙しくても、1日1回は「自分のための時間」を意識的につくる。

・お気に入りのマグ

・好きな香りのコーヒー

・スマホを見ずに、ベランダでひと息つく

ほんの5分で、「私、今日も大丈夫」って心が整います。

● SNSに“生活の美しい瞬間”を残してみる

誰かに見せるためじゃなく、自分のために。

  • テーブルに出した朝ごはん
  • 洗い立てのシーツ
  • 子どもの寝顔
  • 花を飾った棚

こういう日常の中の“小さなときめき”を写真にして残すだけで、

「ちゃんと生きてるな」って実感できます。

● 「ありがとう」を口に出す習慣

これ、丁寧な暮らしの本質だと思う。

  • 子どもが手伝ってくれたとき
  • パートナーがゴミを出してくれたとき
  • 仕事で手を貸してくれたとき

“ちゃんと見てるよ”“感謝してるよ”って言葉にするだけで、

自分も相手も気持ちが整って、毎日の空気が穏やかになる。

自分を大事にしている人は、周りからも丁寧に扱われやすい。

その雰囲気って、ちょっとした習慣の積み重ねでできる。

【ワーママでも無理せずキープできる“整った暮らし感”の出し方】

“丁寧な暮らし”っていうと、どこか完璧でストイックなイメージがあるけれど、

フルタイムで働きながら子育てしてたら、そんなのは現実的じゃない。

だから私は「ラクに整って見える暮らし」を目指してきました。

● 家の中で“見た目を整えるポイント”をしぼる

私は「家全体をキレイに」じゃなくて、

“ここだけは常に整えておく場所”を決めています。

例えば:

  • ダイニングテーブルの上に物を置かない
  • 洗面台の鏡は毎日サッと拭く
  • キッチンの作業スペースには常に布巾1枚だけ

ここさえ整っていれば、家全体が整って見えるし、

気分も上がる。

● 週1の“なんとなく掃除”で充分

平日は忙しいから、「毎日ちゃんと掃除」なんて無理。

だけど、週末の朝に1時間くらい“なんとなく”掃除するだけで全然違う。

  • シンクをピカピカにする
  • トイレを磨く
  • リビングの床をクイックルワイパーでさっと拭く

それだけで、「ちゃんとしてる家」の空気になる。

● 子どものおもちゃは“バスケット収納”でざっくりまとめる

おしゃれなママアカウントを見てると、色分けやラベリングされた収納に憧れるけど、

正直そこまで手が回らない。

だから、我が家では“1ジャンル1バスケット方式”。

  • ブロック用のかご
  • 絵本用のかご
  • ぬいぐるみ用のかご

ざっくりまとめるだけで見た目もスッキリ、片付けやすいし、子どもも覚えやすい。

● 「夜の5分片付け」で翌朝の気持ちが変わる

夜、子どもが寝たあと。

自分の時間をダラダラ始める前に、5分だけ片付けタイム。

  • リビングのクッションを整える
  • 洗濯物をたたんでカゴに戻す
  • テーブルを拭く

これだけで、翌朝起きた時の気持ちが全然違う。

「整ってる朝」がスタートできると、1日中いい気分でいられることが増える。

● 雑貨やインテリアは“盛らない”

かわいい雑貨やインテリア小物、買いたくなるけど、

私は「管理できる分だけ」と決めてます。

  • 花瓶は1つだけ
  • 季節の飾りも“ひとつまみ”で
  • 色味は3色以内にしぼる

このルールだけで、シンプルで落ち着いた空間に見えるし、掃除もラク。

“ちゃんとして見える”って、がんばりすぎなくても作れる。

整えるのは一部だけでいいし、ルールを決めておけば迷わない。

【周りから“丁寧だね”と言われる人がしている“実は地味なこと”】

「〇〇ちゃんの暮らしって丁寧だよね」と言われるとき、

実は私自身は“特別なこと”をしてるつもりはなかったりする。

でも、その言葉の裏にあるのは「小さな積み重ね」なんだと思う。

● お弁当は“詰める順番”だけ気をつける

子どものお弁当や自分のランチ。

インスタにあるような「映え弁当」は目指してないけど、

詰める順番だけ気をつけるようにしてる。

  • ごはん → メイン → 彩りの副菜 → 隙間におかず
  • 赤・緑・黄の色味を意識(ミニトマト、ブロッコリー、卵焼き)

これだけで「丁寧に作った風」に見える。

実際は冷凍食品も使ってるし、10分で完成する日もある。

● 食器を揃えると“暮らし上級者”に見える

特別な食器じゃなくてもいい。

でも、同じシリーズで揃えると、それだけで丁寧に見える。

私は無印やニトリ、IKEAの白いお皿をベースにしていて、

多少バラついても“統一感”が出るようにしてる。

盛り付けが雑でも、器に助けられることも多い(笑)。

● タオルは“同じ色・同じサイズ”にするだけでホテル感

以前はバラバラのタオルを使ってたけど、

ふと思い立って、全部グレーに統一した。

すると、洗面所や棚が一気にスッキリして、

生活感が薄れて「ちゃんとしてる家」っぽくなった。

些細なことだけど、こういう地味なところが“暮らしが整って見える”コツなんだと思う。

● 朝の3分ルーティンで“余裕がある人”に見える

朝、バタバタしてても、

以下の3つだけはやるようにしてる。

  • 窓を開けて空気を入れ替える
  • 保育園や仕事に行く前に自分の髪をとかす
  • マグカップで白湯を飲む

この3分があるかないかで、

「1日をスタートさせた感覚」が全然違う。

なんとなく“自分を大切にしてる”という気持ちにもつながって、

心にも少し余裕ができる。

● SNSに載せるときの“自然な切り取り方”も大事

丁寧な暮らしって、実は「見せ方」でもある。

  • 部屋の一角だけを切り取る
  • ちょっと明るめに加工する
  • 子どもと過ごす風景をそっと写す

完璧じゃなくていい。

でも、その瞬間だけでも「整った生活感」があれば、

丁寧に見えるもの。

【“完璧じゃない”からこそ整って見える、ワーママのリアルな暮らし】

丁寧な暮らしって、完璧な部屋・完璧な家事・完璧な母親…

そんなものじゃなくて、むしろ「抜くところは抜いてる」からこそ、続けられてる。

そう気づいてから、私はだいぶ心が軽くなった。

● 朝ごはんはワンパターンでOKにする

「毎朝しっかり朝ごはんを作らなきゃ…」って思ってた時期もあった。

でも、それだと自分が続かない。

だから、うちはこう決めてる。

  • 平日は“固定メニュー”(ご飯+味噌汁+卵+納豆)
  • 土日は少し変化をつける(ホットケーキやパン)

子どもも慣れてるし、むしろ安心感があるみたい。

朝は“ルーティン化”してラクする。これ大事。

● 洗濯物は“干すものと乾燥機”で分ける

「丁寧な暮らし=全部手で干してる」と思われがちだけど、

うちはドラム式乾燥機をフル活用してる。

  • しわになりやすい服やタオルだけ手干し
  • 他は乾燥機で完結

畳む時間がない日はハンガー収納にしてしまうこともあるし、

「丁寧さ」って“仕上がり”じゃなく“自分の負担が少ないこと”なのかもしれないと思うようになった。

● 丁寧に見える“雑な片付け術”

家が整って見えるのって、

実は「全部片付いてる」からじゃなくて、

“ごちゃごちゃを隠す場所があるかどうか”だったりする。

私は

  • 子どものおもちゃはカゴにポン入れ
  • 洗濯物はリビングの片隅のボックスへ一時避難
  • ダイニングテーブルの上は寝る前にリセット

これだけで「片付いてる感」は出る。

細かいことは気にしない。気づいたときに整えればいい。

● 「買ってよかった家電」は投資だと思ってる

丁寧な暮らしに見える人ほど、

実は“時短家電”をめちゃくちゃ活用してる。うちも同じ。

  • 食洗機
  • お掃除ロボット
  • ドラム式洗濯乾燥機
  • ホットクックや電気圧力鍋

「家事をラクにする=時間と心に余裕ができる」って本当にそう。

そしてその余白が、「暮らしの丁寧さ」に繋がってる気がする。

【“見せないところ”でがんばらない暮らし方】

昔の私は、「全部をちゃんとしなきゃ」って思っていた。

でも今は、「ちゃんと見えるところだけ整えればいい」と思ってる。

● 冷凍食品・レトルトも立派な味方

毎日手作りじゃないと罪悪感…そんなふうに思ってたけど、

実際は、子どもがご機嫌で元気にいてくれるほうが大事。

  • 冷凍の野菜ミックスを味噌汁に入れる
  • レトルトカレーの日もある
  • スーパーの惣菜を並べるだけの日もある

むしろそのほうが、心に余裕があって優しくいられる。

「手抜き」じゃなく「工夫」。そう思えば気がラクになる。

● 子どもの“お気に入り”を軸にすればラクになる

服やごはん、遊び、寝る前の絵本…。

子どもって同じものを好む時期がある。

その“ブーム”に合わせて動くと、ぐっと生活が回るようになった。

  • 洋服はお気に入りを色違いで数枚買う
  • 絵本は同じものを読み続けるのをOKにする
  • お弁当は「好きなものだけ」で構成してもいい

「飽きたら変えればいい」くらいに思うようにしたら、

無理に工夫しすぎて疲れることが減った。

● 家の中すべて“見せるもの”にしなくていい

インスタとかで素敵な収納やインテリアを見ると、

「うちもこうしたい!」って思うけど…

全部が全部そうじゃなくていい。

  • とりあえず突っ込んで閉められる棚
  • 子どもの工作は壁の一部だけに貼る
  • ラベルも完璧じゃなくていい(マステで手書きでも十分)

“生活感を隠しすぎない”のが、実は一番ラクで長続きする。

● 丁寧な暮らしは、笑顔で過ごせるかどうか

部屋が整ってても、ママがピリピリしてたら意味がない。

うちは、多少おもちゃが転がってても、ホコリがあっても…

  • ママが笑ってる
  • 子どもが甘えてきたら受け止められる
  • ごはんを一緒に楽しく食べられる

そんな時間があるだけで、じゅうぶん“丁寧な暮らし”だと思うようになった。

【ワーママでも「私らしい暮らし」を守る方法】

仕事に育児に家事…。

何かを優先すれば、何かが後回しになる日々。

でも「全部を完璧にしよう」としなくなってから、

“私らしい丁寧な暮らし”の形が見えてきた。

● やらなくていいことリストを作る

「やらなきゃ」でいっぱいになった脳内を一度整理するために、

“やらなくても死なないこと”をリストにしてみた。

  • 毎日掃除機をかけなくてもOK
  • 朝ごはんはトーストとバナナだけでもOK
  • 休日は何もしない日があってもOK
  • 毎日絵本を読まなくてもOK

やらなくていいことを可視化するだけで、気持ちがスッと軽くなる。

● “習慣化”は最強の時短術

朝起きたらまずこれ、夜寝る前はこれ…

行動をルーティン化しておくと、判断のストレスが減る。

たとえば我が家では、

  • 朝は10分だけタイマー掃除(時間が来たらやめる)
  • お風呂上がりの保湿&着替えセットはひとまとめに
  • 土曜日は「作り置き&冷凍デー」に固定

やることを決めておくと、迷わずに済むし、

「今日はできなかった」が起きにくくなる。

● 自分のためだけの時間も、暮らしの一部に

“丁寧な暮らし”って、誰かのために尽くすことじゃなくて、

「自分のご機嫌をとる」ことでもあると思う。

  • 朝のコーヒー1杯を静かに飲む時間
  • 10分だけのストレッチ
  • 寝る前に好きな香りのハンドクリームを塗る

「自分のためのこと」を、日常の中に少しでも入れるようにした。

それだけで、なんかちゃんと生きてる感じがする。

● できてないことに目を向けない

SNSを見ると、すごいママがたくさんいて落ち込む。

でも、あの人たちだって「映ってない部分」があるはず。

私は私のリズムで、できることをやってる。

「できてること」に目を向けて、

「今日も1日乗り切ったね」と自分を認めてあげるようにした。

🌿 まとめ:「丁寧な暮らし」は、肩の力を抜いたところから始まる

仕事も子育ても家のことも、全部を完璧にこなそうとするのは無理があります。

「丁寧な暮らし=きれいな部屋・手の込んだご飯・いつも笑顔のママ」…なんて思い込みに縛られていた私ですが、ある日ふと立ち止まって、自分に問い直しました。

“それって本当に、私が望んでる暮らし?”

答えは「NO」でした。

大切なのは、自分が心地よくいられるリズムで暮らすこと。

毎日の中に、ちょっとしたこだわりや楽しみ、そして自分を大事にする余白があれば、それはもう立派な「丁寧な暮らし」だと私は思います。

ほんの少しの工夫で、生活の質はぐんと上がります。

それは高いモノを買うことでも、すごい技術を身につけることでもなく、

“自分の暮らしを好きになろうとする気持ち”から始まる。

「こんな毎日でも悪くないな」って思えたら、もうそれは100点満点です。

忙しい中でも、あなたらしい丁寧な暮らしが見つかりますように。


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